こんにちは。大人になってからADHDと診断された、もちつきあんこです。

おうちが汚いからって、外に出てばかりいませんか?

 

外に出てばかりだと疲れます。

休みの日は適度に運動しつつ、おうちでゴロゴロしたいものですよね。

 

さて、これから片付けのやり方について解説します。

スッキリしたおうちにしたいなら、読んでみてください。

 

ADHDでも片付けられるのか?

解説を始める前に、ADHDの私が片付けできたという証拠をお見せします。

 

 

これが、汚部屋だった頃の画像です。

・・・こんなんで、よく生活できたなぁ~。

 

 

 

そして、これが今の私の部屋です。

インテリア雑誌のようなキレイさはありませんが、最低限のスッキリ感はあります(^_^)

 

私たちが目指すべきは、このレベルです。

雑誌のようなオシャレな部屋を目指しても挫折します。

また、「よその家」のような感じがして、過ごしにくいんですね。

 

ADHD持ちがミニマリストを目指す理由

私たちADHD持ちは基本的に、周りからの刺激が多いと、気が散って集中できなくなります。

モノがいっぱいでゴチャゴチャした部屋にいると、頭が混乱します。

 

であれば。ミニマリスト並にモノを極限まで減らすのが、最適解ではないでしょうか?

少なくとも私は、ミニマリストを目指すことで、快適な生活を送れるようになりました(^_^)v

 

ブログ執筆や家事がサクサク進むし、趣味のゲームも頭が冴えた状態で楽しめるので、サイコーです!

周りからの刺激も少ないので、家にいるときの疲労回復も早いですよ。

 

ADHD流、片付けの手順

 

それでは、これから片付けの具体的な手順についてお伝えします。

片付けの手順は以下の4つです。

 

  1. 袋づめ
  2. ゴミ袋の準備
  3. 断捨離
  4. 収納

 

これから詳しく説明しますね。

 

手順1、袋づめ

 

まず、週2回以上使うモノと、趣味もの思い出系以外を、上の画像のような袋に入れましょう。

 

 

スマホや鍵などの週2回以上使うモノは、上の画像みたく「ちょい置き」します。

袋づめすると、取り出しにくくなるからです。

 

 

モノを袋にまとめることで、床が見えるようになります。

不思議なことに、床が見えるだけで、部屋がスッキリして、明るい気分になります。

 

そして、全てのモノを袋に入れることで、「あれ、どこに置いたっけ?」を防げます。

全てのモノは必ず、袋の中にあるからです。

 

ただし、インテリア雑貨やブランドもの、フィギュアなどの「大事なモノ」は袋づめしません。

傷つくのを防ぐためです。

部屋に飾るか、専用の収納ケースに保管しておきましょう。

 

手順2、ゴミ袋の準備

 

いらないモノをスムーズに捨てられるように、ゴミ袋を用意します。

指定のゴミ袋が必要な場合は、あらかじめスーパーで買っておくといいです。

 

ゴミの分別方法や収集日の情報も調べておきましょう。

収集日を知らないと、せっかく分別したいらないモノを捨てられなくなります。

 

ちなみに、ゴミの捨てかたは、お住まいの地域によって異なります。

「○○(お住まいの地域) ゴミの日」

などで検索してください。

 

手順3、断捨離

 

袋づめとゴミ捨ての準備が終わったら、いよいよ断捨離です!

以下の順番で断捨離していきましょう。

 

  1. あきらかなゴミ
  2. 食料品
  3. 日用品、雑貨(プレゼント、思い出モノ以外)
  4. 書類
  5. 趣味モノ、思い出モノ、プレゼント

     

    あきらかなゴミとは、空き缶、ペットボトル、お菓子の袋、アマゾンやメルカリの箱などです。

    これらは生活してると勝手に増えていくので、定期的に処分する必要があります。

     

    手放す服、日用品、雑貨、食料品を判断する基準は、以下の3つです。

     

    • 期限
    • いるいらない
    • 感情

     

    「期限」とは例えば、食料品の賞味期限、消費期限。家電の保証書の有効期限を指します。

     

    「いるいらない」はわかりやすいですね。

    定期的に買うレトルト食品は「いる」で、買ったけど全然使わない調味料は「いらない」です。

     

    お気に入りの服やインテリア雑貨、思い出モノなどは「感情」で分類します。

    「お気に入り」「思い入れ」のような感情が、捨てにくい要因になるからです。

     

    鬼滅ファンであれば、鬼滅の刃グッズを手放すかどうか、迷いますよね?

    好きという感情があるからです。

    思い出モノも、いい思い出なら手放したくないですよね?

    母親や彼氏からもらったプレゼントであれば、なおさら捨てにくいかなと。

     

     

    分類して手放すのが一番カンタンなモノは「期限」です。

    数字を見るだけで機械的に分類できますし、「有効期限が切れてるから、いらない!」と割り切りやすいからです。

     

    ちょっと難しいのが「いるいらない」。一番難しいのが「感情」ですね。

     

     

    食料品はまず「期限」で分類します。

    賞味期限、消費期限が過ぎたものは、何も考えず捨てましょう。

    後で必要だと思ったら、買い直せばいいんです。

     

    「期限」で分類しても食料品が多いなら、調味料やレトルト食品などを「いるいらない」で分類します。

    「買ったけど全然使わないなぁ〜」と思ったら、サクっと捨てましょう。

     

    「後で使うかもしれない」と少しでも考えてしまうと、断捨離が進みません。

    断捨離するなら「もったいない」は禁句です。買い直しは必要経費だと思ってくださいね。

     

     

    日用品、雑貨は「いるいらない」で機械的に分類します。

    100均で買える使わないモノは、基本的に捨てましょう。必要なら後で買い直せます。100円で(笑)

     

    100均で買えない高いモノは、とりあえず保留にしてもオッケー。

    高価なモノは買い直しにくいですからね。

    モノが減ってから、じっくり考えるのも手ですよ。

     

    また、日用品や雑貨の中には「感情」で分類するものもあります。

    友達や彼氏からもらったプレゼント、なかなか捨てられないですよね?

    「感情」が絡んで機械的に捨てられないモノも、とりあえず保留にしておきましょう。

     

     

    ちょっと意外かもしれませんが、服は「期限」で分類できます。

    私の感覚的に、服の賞味期限は2年です。2年経つとボロボロになります。

    かろうじて着れたとしても、もう似合わないかもしれません。

     

    体型が変わって、ゆるくなったりキツくなったり。

    年相応の服装じゃなくなることもありますね。

     

    「期限」で分類しても服が多いなら「感情」で分類します。

    「この服は着なくてもいいかな」とスパッと割り切れるなら、捨ててもいいです。

     

    ただし、服は基本買い直しができません。ご注意ください。

    迷ったら、とりあえず保留にしておきましょう。

     

     

    本は「いるいらない」で分類します。

    「これから読みたいかどうか?」で判断しましょう。

    本は読んでこそ価値があります。読まない本は「いらない本」ですよ。

     

    読み終わった本も基準は「いるいらない」です。

    何回も読み返す本でなければ、手放しましょう。

     

    マンガ、小説、ラノベは、趣味モノ扱いとします。

    趣味モノの断捨離については、後ほどお伝えしますね。

     

    本の中には買い直しができないモノもあります。迷ったら即保留。

    時間に余裕があれば、アマゾンとかで買い直しできるか調べてから、手放してもいいです。

     

    とはいえ。本は時間が経つと絶版になって、買い直しできなくなる可能性もあります。

    やはり、慎重に手放したいところです。

     

     

    書類はまず「期限」で分類します。

    期限切れの保証書は、真っ先に捨てる対象ですね。

     

    後は「いるいらない」。

    書類の中身をきちんと見て、「今の自分」に必要かどうか判断しましょう。

     

    書類は中身を精査するのがめんどくさいです。そして、薄い。

    なので、頑張って断捨離しても、効果を実感しにくいかなと。

    ある程度、他のモノの断捨離が進んだら手をつけましょう。

     

     

    さて、いよいよラスボス級の難しさをほこる、趣味モノ、思い出モノです。

    趣味モノ、思い出モノの断捨離が難しい理由は、「感情」でしか分類できないからです。

    大好きという気持ちや楽しい思い出。いるいらないでカンタンに捨てられませんよね?

     

    趣味モノや思い出モノを手放すかどうか、迷ったときは・・・もう、お分かりですね。保留です。

     

    「結婚を期に、元カレの思い出品を処分する」

    「お金が足りなくなったから、アニメグッズを売る」

     

    といった感じで、手放さなきゃいけないときは、いつか来ます。

    それまでは趣味を楽しみつつ、大事に保管しておきましょう。

     

    どれくらい断捨離すればいいの?

     

    人にはそれぞれ、心地良いモノの量があります。

    ミニマリストのような、必要最低限のモノしかない部屋が好きな人もいます。

    アニメや特撮のフィギュアが、たくさんある部屋が好きな人もいます。

     

    どれくらい断捨離すればいいかは

    ・・・人それぞれとしか言いようがありません(^_^;

    あなたが気持ちよく過ごせるモノの量まで減らしたら、断捨離を終わらせるといいかなと。

     

    ちなみに、冒頭でも書きましたが、ADHD持ちならミニマリストを目指すといいです。

    モノが少なくなれば、周りからの刺激が減って、仕事や家事がはかどりますよ(^_^)

     

    保留にしたものを断捨離する方法

     

    保留にしたモノが多すぎて、結局断捨離が進まない。

    断捨離あるあるですよね。

    あるいは、断捨離を進めてるうちに、保留にしたものに手をつけたいと思うかもしれません。

     

    そんなときは、保留したものに手をつけましょう。

    保留にしたものを手放すための基準は、以下の2つです。

     

    • 使用目的
    • 手に入れやすさ

     

    あなたは

    「自分が今持ってるものを、ちゃんと生かしてあげているか。」

    考えてますか?

     

    例えば、はさみ。何を切るために買ったのでしょうか?

    粗品としてもらったタオル。ちゃんと活用してますか?

     

    頑張って考えても、使用目的がわからないなら捨てましょう。

    今あるモノを生かしてあげられてないのであれば、生かしてあげられる人や場所に渡すという解決策もあります。

    具体的には、セカンドストリートやメルカリなどで売る。誰かにあげるですね。

     

    「手に入れやすさ」を考えるのも大切です。

    ネットなどで綿密に調べて、買い直せそうなら手放します。

    買い直せそうにないなら、もうしばらく保管しておきましょう。

     

    いらないモノを手放す方法

     

    いらないモノを手放す方法は、4つあります。

     

    • ゴミとして捨てる
    • リサイクルショップで売る
    • ネット宅配買取で売る
    • フリマアプリで売る

     

    まず、一番手っ取り早いのが「ゴミとして捨てる」です。

    ただ捨てるのではなく、少しでもお金にしたいなら「リサイクルショップで売る」ですね。

    店まで移動するという手間はありますが、おこづかい稼ぎができます。

     

    最近は「ネット宅配買取」もあります。宅配業者にしか会わないので、コロナ禍で重宝します。

    ヲタっぽいマンガを人に見られずこっそり売るときも、重宝しますね(笑)

     

    ネット宅配買取を使えば、店に行くという手間は省けますが・・・自宅から宅配便を手配するのが地味にめんどくさいです(経験者は語る、汗)

    そして、査定結果を「自動承認」にすると、足元見られて買取金額を低くされることもあります(経験者は語る、汗)

    買取業者によっては、査定結果に納得できず返送してもらうときに、返送料がかかる場合もあります。その場合も、足元見られる可能性がありますね(^_^;

     

    「買取金額にこだわらないから、パパっと売ってスッキリしたい」

    とお思いなら、何も考えず、ネット宅配買取を利用するといいです。

     

    「大事なモノだから、少しでも高く売りたい!」

    とお思いなら、返送料無料で「査定結果に納得してから振り込んでもらえる」買取業者を選択しましょう。

    あるいは、メルカリのようなフリマアプリで売るのも手ですね。

     

    ちなみに、私がオススメするネット宅配買取は

     

    リコマース

    もったいない本舗 

     

    です。

     

    ※もったいない本舗はサービスの質が高く、オススメした買取業者なんですが・・・残念ながら、返送料は無料ではありません。買取金額を気にしないなら、利用しましょう

     

    ちなみに、メルカリなどのフリマアプリを使えば、自分の好きな値段で売ることができます。

    しかし、売れるまでに1ヶ月。下手すると半年以上かかるというデメリットがあるんです。

    時間がかかっても納得いく値段で売りたいなら、利用するといいですね。

     

    手順4、収納

     

    断捨離が終わったら、次は収納です。

    断捨離の「前に」収納ではありません。断捨離の「後に」収納です。

    順番が大事ですよ。

     

    モノをある程度減らしてから収納しないと、結局ゴチャゴチャします。

    部屋のスペースは限られてるので、モノが多いと収納しきれなくなるんです。

    棚や収納ケースからモノがあふれて、散らかっちゃいますね。

     

    また、収納はとにかくシンプルにしましょう。

    収納雑誌に載ってるような、複雑でオシャレな収納を作っても、私たちADHD持ちに管理できません。

     

    収納システムが複雑だと、使ったモノを元の場所に戻せなくなります。

    その辺にポン置きしてしまい、汚部屋リバウンドまっしぐら

     

    ・・・これじゃあ、収納する意味ないですよね(^_^;

     

    収納はとにかく最低限。

    「使ったモノを元に戻しやすくすること」を意識しましょう。

     

    「部屋の中にある情報を少なくする」ことを意識する

    収納のコツは「目の前に見える情報を少なくする」ことです。

    私たちADHD持ちは気が散りやすいので、周りからの刺激を減らす必要があります。

     

     

    周りにモノが多いと、色々と気になってしまい、疲れます。

    部屋にいるだけで一気に大量の情報が頭の中に入ってくるんですね。

     

     

    なので、上の画像のような「目隠し」を駆使して、情報量を減らしましょう。

    箱にしまうという「見せない収納」を意識するといいですよ。

     

     

    ただし、箱に入れると、取り出しにくくなります。使ったモノを元に戻すにも、手間がかかります。

    なので、毎日使うモノは取り出しやすいように「ちょい置き」しておきます。

     

    たまに使うモノを、収納ボックスに突っ込むか袋づめして、中身が見えないようにしましょう。

     

     

    めったに使わないけど捨てるかどうか迷ってるモノは、袋づめして押し入れにしまっておきます。

    いらないモノやゴミは押し入れに仮置きして、ゴミの日に処分です。

     

    ・・・収納はこれだけで十分。変に頑張る必要ありません。

    最低限のスッキリさと快適さがあればいいのではないかなと。

     

    マジコン式片付け術で快適な生活を

     

    マジコン式片付け術、いかがでしょうか?

    とりあえず袋に入れるだけでも、おうちがスッキリします。

    まずは速攻で、袋づめを終わらせちゃいましょう!

     

     

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